ネットカジノの入金方法を比較・総まとめ!どんな決済方法がある?

ネットカジノの入金方法を比較・総まとめ!どんな決済方法がある?

ネットカジノは入金手段としてさまざまな決済手段があります。どれを使えばよいのか迷っている人に向けて、ネットカジノで使える入金決済方法を総まとめします。

それぞれの特徴とメリット・デメリットをまとめているので参考にしてください。

ネットカジノの入金とは?

ネットギャンブルをするには、まずお目当てのギャンブルサイトに会員登録してアカウントを開設したあと、自分のアカウントへプレイ資金を入金をします。

まずはネットカジノの入金とはどのような手続きをすることなのかを把握しておきましょう。

決済代行サービスを使う

ネットカジノへ入金するためには「決済代行サービス」を利用します。たとえば銀行の決済サービスを使って送金する場合には、ネットカジノが利用している決済代行サービスの口座へ送金する形になります。その決済代行サービスの口座からネットカジノのユーザーアカウントへ送金される仕組みです。

銀行のほかにも決済代行サービスが複数あり、ユーザーがその決済代行サービスに登録して口座を保有することができます。

銀行口座から決済代行サービスの自分の口座へ送金し、その決済代行サービスからネットカジノのユーザーアカウントへ送金するという仕組みになっています。

ネットカジノのアカウントに保持される

決済代行サービスを使って送金したキャッシュは、ネットカジノのアカウントに保持されます。ネットカジノのアカウントに保持しているキャッシュを使ってカジノゲームをプレイするという流れです。

ネットカジノではキャッシュをチップに交換するという作業はありません。画面上にはチップが表示されますが、実際にはゲームプレイをするとユーザーアカウントの残高から賭け金が直接差し引かれます。

ゲームプレイで勝利金を得た場合には、アカウント残高に反映される仕組みです。

通貨の管理について

海外サービスであるネットカジノはもともと、日本円をアカウントに保持するものではありません。USD(米ドル)あるいはEUR(ユーロ)でアカウントに保管しておき、そのままカジノゲームで使用します。

そこでUSDまたはEURでアカウント管理するネットカジノへJPY(日本円)を送金すると、アカウントで管理するUSDまたはEURに換金されます。ネットカジノから出金する際には逆にUSDまたはEURからJPYに換金します。

その際には為替手数料が発生する点に注意が必要です。そこでJPYをそのままアカウントで保持できるネットカジノも増えてきました。

仮想通貨での入金

ネットカジノで仮想通貨の入金に対応するサイトも増えています。この場合、次の2種類のサイトがあります。

① 入金した仮想通貨はUSDやJPYに換金しアカウントで管理する

② 入金した仮想通貨はそのままアカウントで保持し、ゲームプレイにも使用する

②の場合はUSDやJPYといった「法定通貨」を使用せず、仮想通貨のみでサービスを完結させます。①は単に仮想通貨を決済手段のひとつとして扱うことになります。

入金したキャッシュはそのまま出金できない

ネットカジノはマネーロンダリング対策のため、ユーザーアカウントに入金したキャッシュをそのまま出金することを禁止しています。ただし、入金したキャッシュをすべて賭けに使用すれば、ゲームプレイにより獲得した勝利金を出金できるようになります。

つまりアカウント残高は1つですが、その中には入金したキャッシュ分とゲームプレイにより獲得した勝利金が別々に管理されているとイメージするとよいでしょう。入金したキャッシュ分はゲームプレイにより減少し、逆に獲得した勝利金は増加していきます。

その2つの合計金額がアカウント残高として表示される仕組みです。

ただしネットカジノによっては、入金したキャッシュが残っていても手数料を支払えば勝利金を出金できるところがあります。あるいは入金額の5倍以上を賭けないと勝利金を出金できないとしているサイトもあるので、詳しくは利用規約を確認しましょう。

ネットカジノ入金手続きの流れ

それでは具体的にネットカジノでの具体的な入金の手順を説明します。ここでは「遊雅堂」のケースで説明しますが、基本的な流れはどのネットカジノも同じです。

決済画面を開く

まずは登録しているネットカジノにログインして、決済画面を開きます。トップページに「入金」とあればそれをタップし、なければメニューから「入金/出金」などを選びます。

ネットカジノ入金

このように入金手段が一覧表示されます。

入金手段を選ぶ

次に入金手段の一覧から利用する決済サービスを選びます。たとえばクレジットカードを選ぶとしましょう。

ネットカジノ入金手段

ネットカジノによっては入金ボーナスが用意されているので、利用する場合にはチェックを入れます。

入金額を入力する

決済サービスを選んだら次は入金額を入力します。

ネットカジノ入金方法

ネットカジノではそれぞれ入金できる金額の範囲を定めています。その範囲を超えるとこのようにメッセージが表示されます。

必要事項を入力し手続きする

あとは決済サービスそれぞれが必要とする項目に入力して「入金」をタップすれば手続きは完了します。たとえば銀行送金の場合には次のように銀行を選択する手続きが必要です。

ネットカジノ入金手続き

ネットカジノのユーザーアカウントに反映されるまでの時間はサイトにより異なります。

入金手段の紹介

次にネットカジノでの入金に利用できる入金手段をご紹介します。

クレジットカード

カード情報を登録してカード決済することで入金できます。ネットカジノにより対応する国際ブランドが異なり、さらに国際ブランドによってはネットカジノへの入金に利用できないところがあります。

銀行振込

ユーザーの銀行など金融機関の口座からネットカジノが指定する口座へ送金します。

送金先が国内銀行の口座であるケースがほとんどなので、手数料はさほどかかりません。国際送金ではないので為替手数料も不要です。

またATMでの手続き以外にネットバンクの使用も可能なので、時間や場所を問わずに手続きできるのも特徴となります。

エコペイズ

ネットカジノ入金 エコペイズ

エコペイズ(ecoPayz)は電子決済サービスのひとつで、ネットカジノの多くが採用しています。

ユーザーはエコペイズに登録して口座を開設し、銀行などからエコペイズの口座へ送金します。あとはエコペイズとネットカジノとの間で送金するので、複数のネットカジノを使う人は資金管理にも利用できます。

エコペイズの登録には身分証明書などの提出が必要です。エコペイズのアカウントで管理できる通貨は日本円(JPY)や米ドル(USD)、ユーロ(EUR)などを含む50カ国ほどの通貨となっており、アカウント内に最大で10口座が作れます。

アイウォレット

ネットカジノ入金 アイウォレット

アイウォレット(iWallet)もエコペイズと同じようにネットカジノの決済サービスとしては有名ですが、長期間のメンテナンスが生じたことを理由に取り扱いを停止するネットカジノも増えました。

アイウォレットのサービス内容はエコペイズとほぼ同じです。

ベガウォレット

ネットカジノ入金 ベガウォレット

ベガウォレット(VegaWallet)はキャッシュではなくポイントで管理するタイプの電子決済サービスです。

ユーザーはまずベガウォレットに登録し、ポイントを購入します。そのポイントを使ってネットカジノとの間で送金する仕組みです。その送金時にポイントが付与されるメリットがあります。また身分証明書の提出が不要であることも利点です。

ベガウォレットで扱う通貨は米ドル(USD)のみとなります。

マッチベター

ネットカジノ入金 マッチベター

マッチベター(MuchBetter)はモバイルアプリで利用する電子決済サービスです。アカウント登録をして身分証明書を提出すれば利用できます。

使い方はエコペイズと同様に、マッチベターの口座へ入金して、マッチベターの口座とネットカジノとの間で送金する仕組みです。

マッチベターのアカウントで管理できる通貨は次の4種類です。

  • 日本円(JPY)
  • 米ドル(USD)
  • ユーロ(EUR)
  • ポンド(GBP)

選択した通貨は変更できません。

スティックペイ

ネットカジノ入金 スティックペイ

スティックペイ(STICPAY)は複数のアカウント口座を持つことで日本円(JPY)や米ドル(USD)など異なる通貨で管理できる珍しいタイプの電子決済サービスです。そのため管理通貨が異なるネットカジノを利用していても、アカウント口座を使い分けることで通貨換金手数料のコストがかからない利点があります。

スティックペイの利用も身分証明書の提出が必要です。

Jeton

ネットカジノ入金 ジェットオン

ジェトオン(Jeton)もマッチベターのようにモバイルアプリで利用できる電子決済サービスです。アカウントには日本円(JPY)と米ドル(USD)、ユーロ(EUR)の3つの口座が用意されています。

サービス利用には身分証明書の提出が必要です。

仮想通貨

仮想通貨はビットコインやイーサリアム、リップルといったメジャーなコインを対象に決済で使用できるネットカジノが増えています。コインの種類は数種類程度であることが多いようですが、仮想通貨専用のネットカジノでは多くの種類の仮想通貨に対応しています。

ベラジョンカジノのようにネットカジノとしての運営歴があるサイトでは決済方法のひとつとしているため、入金した仮想通貨ではゲームプレイはできません。一方で仮想通貨専用としてサービスを開始した仮想通貨 オンラインカジノでは、入金した仮想通貨でそのままゲームプレイができるようになっています。

電子決済サービスでの注意点

電子決済サービスは「ベガウォレット」以外は登録と利用に身分証明書の提出が必要です。また電子決済サービスのアカウントへの入金や、アカウントから自分の銀行口座への出金に手数料が発生する点にも注意しましょう。

また使わないでいると口座維持手数料が発生するサービスもあります。

ネットカジノの入金方法の比較

ネットカジノで使える入金方法それぞれのメリット・デメリットと手数料などを比較してみましょう。送金手数料はそれぞれの決済サービスからネットカジノへ入金する際の手数料です。

決済方法採用カジノカジノ側手数料送金手数料反映時間限度額メリットデメリット
クレジットカード多い必要不要即日低い
  • 入金が簡単
  • 手数料が必要
  • 対応しないカード会社がある
銀行送金多い不要銀行送金手数料即日~数日高い
  • 誰でも利用できる
  • ネットバンクが必要なサイトがある
エコペイズ多い不要1.50%即日高い
  • ほとんどのネットカジノで使える
  • 身分証明書の提出が必要
アイウォレット少ない不要無料即日高い
  • 資金を一元管理できる
  • 対応しないネットカジノが多い
ベガウォレット多い不要無料即日高い
  • 利用するだけでポイントバックがある
  • 出金手数料が安い
  • 土日の出金手数料が高い
  • 運営会社の詳細が不明
マッチベター多い不要無料即日高い
  • モバイルアプリの利用で便利
  • マッチベターへの入金は仮想通貨のみ
スティックペイ少ない不要無料即日低い
  • ネットベット以外でも使える
  • 手数料が必要なネットカジノがある
ジェットオン少ない不要無料即日低い
  • 銀行送金でジェットオンに入金できる
  • 利用できるネットカジノが少ない
仮想通貨多い不要マイニング手数料即日高い
  • 手続きが簡単
  • 仮想通貨が必要
  • 仮想通貨の価格変動が大きい

限度額はネットカジノにより異なりますが、このような傾向があるということです。

電子決済サービスの口座に入金する決済方法としてクレジットカードが使えないケースが増えています。銀行送金で入金できない電子決済サービスは利用が難しいかもしれません。

ネットカジノの入金の注意点とトラブル時の対処法

ネットカジノへの入金における注意点やトラブル、そしてその対処方法などをご紹介します。

出金は入金時と同じ方法で行う

ネットカジノはマネーロンダリング対策として入金時と同じ決済方法で出金する必要があります。しかしクレジットカードの場合、出金はほかの決済サービスで行います。

そのため、クレジットカードで入金した場合にはほかの決済サービスでの入金実績が必要になる点に注意が必要です。

入金に使えなくなる決済方法がある

電子決済サービスにはネットカジノで対応しなくなるものがあります。たとえばアイウォレットは長くメンテナンスをしていたこともあり、決済方法のリストから外したネットカジノもみられます。

この場合、しばらくの間は出金に対応していますが、その間に出金しておかないと出金出来なくなる可能性があるので注意しましょう。

仮想通貨での入金にはマイニング手数料が発生する

仮想通貨をネットカジノに入金する際に、ネットカジノ側では手数料はかかりません。しかし仮想通貨を送金する際にはマイニング手数料が発生します。

これは送金の承認手続きをするマイナーに支払う手数料ですが、送金される仮想通貨が多い時には手数料が高くなるので注意が必要です。手数料を安く抑えることもできますが、その場合には承認が後回しになるためなかなか着金しません。

仮想通貨は送金先アドレスを間違えないこと

仮想通貨は送金先のアドレスを入力するだけで手続きができますが、アドレスを間違えて送金すると仮想通貨は戻ってきません。

ネットカジノ側のアドレスを自分のウォレットにコピペする際には間違えないように注意しましょう。

入金額と同額以上のベットが必要

ネットカジノはマネーロンダリング対策のため、入金したキャッシュを使うことなく出金できない決まりになっています。いざ現金が必要となった時にネットカジノからすぐに出金できないので、不必要な金額を入金しないようにしましょう。

まとめ:ネットカジノへの入金は使いやすいものを選ぼう

ネットカジノへの入金方法にはさまざまな決済手段が使えます。それぞれ特徴やメリット・デメリットが違うので、自分が使いやすいものを選びましょう。電子決済サービスを使えば、複数のネットカジノを利用している人は資金を一元管理できるので便利です。JPYやUSDなどアカウント通貨が違っても、同じ通貨で管理できる電子決済サービスを使えば換金手数料のコストもかからずに済みます。